1993年に最初のハイマウントストップランプが発表されて以来、HELLAでは、20年以上にもわたってLEDを光源とする補助ランプを生産しています。
HELLAでは、デイランプをヘッドランプに統合した、また、補助ランプをバンパー内に内蔵したソリューションを提供しています。お客様のニーズに応じて開発されるこれら製品は、フロントフォグランプと同じように、2つのコンセプトを基本としています。すなわち、基本仕様では部品の標準化によって費用効率を最大限に高める一方、お客様独自の仕様では費用をかけてデザインの幅を広げます。HELLAのデイランプは、電球とLED、どちらの光源を利用しても開発できますが、デザインや省エネにおいてより大きな可能性を提供しているのはLEDです。
機能範囲、使用光源、スタイリングに応じて、様々なラインの製品から必要な装備をお選びいただけます。リフレクターなど、フロントフォグランプやデイランプですでに使用されている標準部品を使用することにより、費用効率の高い製品を開発させていただくことができます。
テールランプに類似したデザインは、様々な光学システムを使って実現でき、その中には、フレネルレンズ、その進化形である「タイフーンレンズ」、直接型・間接型リフレクター、ライトガイドや微細構造のライトガイドなどが挙げられます。光学システムにおける豊富なノウハウにより、HELLAでは、半透明の塗料と組み合わせたソリューションもご提案。統一されたイメージを強調し、ハイマウントストップランプの効率向上を図ります。また、標準モジュールを車体後部に統合し、ケースをお客様仕様にすることで、費用効率を向上するソリューションも取り揃えております。
さらに、HELLAでは、複数のプラットフォームで共有できるグループモデルの開発も手掛けています。生産数量が増えることにより、費用メリットが得られます。
また、LEDを1つだけ使用したナンバープレートランプも提供しており、特殊な光学システムの採用により、2つのコンパクトランプで、あるいは1つのランプだけでナンバープレートを照らすことができます。
人物は赤外線カメラで検知されます。システムに搭載されたソフトウェアが、ライトを当てる対象物の位置を計算します。機能の実行は、バンパーに内蔵された2つのライトによって行われます。その為、2つまでの対象物に同時に照明を当てることができます。